ど〜も〜
このブログの管理人TOMOです!
ロックというジャンルは何十年も前から定着し、日々新しいロックバンドが生まれていますが、日本は数年前からミクスチャーロックブームが再来していると気付いていましたか?
「MAN WITH A MISSION」
「RADWIMPS」
「ONE OK ROCK」
「King Gnu」
など、若者たちが好んで聴いているのはミクスチャーロックバンドが多いのですよね〜
しかし、そもそもミクスチャーロックってなんなんだろ?
ミクスチャーロックってワードを初めて聞いた方もいると思います!
今回はそんなミクスチャーロックについて迫ってみたいと思います。
Contents
ミクスチャーロックとは
ミクスチャーロックという言葉は和製英語で、おそらく海外では通用しないですね。
海外では音楽性に合わせ、ラップロック、ファンクメタル、スカパンクなどと細かく区別されます。
混合という意味を持つミクスチャー(mixture)とロックを合わせたこの言葉は、直訳すれば「様々なジャンルの音楽とロックの混合」となりますが、一般的には、ラップ、ヒップホップ、レゲエなどの黒人音楽を混ぜ合わせたロックのことを指します。
典型的なミクスチャーロックのスタイルは、激しいメタリックなギターサウンドに、ファンクやヒップホップのリズムを絡め、ボーカルは歌とラップを交えるものです。
しかしそのサウンドはバンドごとにさまざまで、一つのバンドの中でもメタルやレゲエなど、楽曲によってごちゃまぜの場合も多く、中にはジャズやサンバ、フラメンコ音楽と、実に多彩な音楽を駆使しているバンドもあります。
ミクスチャーロックの歴史
1980年代、主に若者の間で政治や社会への不満を音楽に乗せるパンクロックが流行の兆しを見せ始めます。
これまで耳に馴染んできた優しい音楽とは違うパンクロックは、荒々しい性質でありながらもいつしか商業的なものに移り変わり、やがてさらに攻撃的なリズムや歌詞で訴えかけるハードコアと呼ばれるジャンルが現れます。
そして、パンクロックやハードコアなどのスタイルをルーツにして、時代の流行にとらわれない、型にはまらない音楽としてオルタナティブロックというジャンルが生まれたのです。
1980年代の終わり頃から1990年代以降にかけてオルタナティブロックムーブメントが起こる中、黒人音楽とロックを混ぜた音楽性を持つバンドが現れたことで、日本人に売り込む際に、オルタナティヴロックよりも理解しやすい言葉として、ミクスチャーロックというジャンルが生まれたとされています。
オルタナティブロックおすすめバンド紹介
Alexandros
\🎥「Philosophy」MV🎥/
お待たせしました!この後21:00より「Philosophy」のMusic Videoをプレミア公開します✨
リマインダー設定をONにしてお待ちください👍#ドロス10周年
▼MV URL▼https://t.co/KSTS6EQJXq pic.twitter.com/47yqfMSnqt— [Alexandros] (@alexandroscrew) January 20, 2020
2001年に結成し、2007年に本格始動した『Alexandros』。
元々はChampagneというバンド名で活動していたものの、知名度が上がるとフランスシャンパーニュ地方のワイン生産同業組合からバンド名の使用自粛の要請を受け、2014年に[Alexandros]に改名しました。
フランスのワイン生産同業組合から使用自粛の要請を受けるって凄いですよね。
バンドを立ち上げ、実質的リーダーでもあるボーカルの川上洋平さんがほとんどの楽曲の作詞、作曲を手掛け、9歳から15歳までをシリアで育ったこともあり、中東訛りの英語と日本語を使い分けているところも[Alexandros]の魅力です。
彼らの生み出す音楽は、おしゃれでセンスがあり、秀逸。
現在の日本の音楽シーンでは、断トツと言っても過言ではないほどに天才的な作り手であるボーカルの川上さんは、万人に受ける心地よいメロディーラインを作り出す才能を持ちながら、それとは真逆の実に攻撃的な楽曲を作らせたらこれまた天下一品。
どんなに歪んだロックど真ん中の楽曲も決してうるさくなく、バランスの良いバンドサウンドに仕上がるのが[Alexandros]の真骨頂です。
おすすめ曲
☆「ワタリドリ」
彼らの代表曲といえば2015年にリリースされた「ワタリドリ」。
疾走感溢れる気持ち良い音楽と力強いメッセージのこもった歌詞が魅力で、現在もCMソングとして起用され続けています。こんな非の打ち所がない万人受けする楽曲も作ることができます。という名刺がわりのように、彼らの名を世に知らしめました。
☆「ワンテンポ遅れたMonster ain't dead」
そして、ミクスチャーロックという観点から、少し重めのおすすめ曲は、「ワンテンポ遅れたMonster ain't dead」。
とにかく聴いてほしいのはバンドとしての技術の高さ。
特にドラムのかっこよさは一聴すればわかってもらえると思います。これだけ攻めた音楽に乗せられた歌詞がこれまた攻めています。
バカにされ続けてきた自分の過去の体験を元にしているのですが、
「きりがない程の周りからのイジメ全て鼻で笑い飛ばし意味の無い音に言葉散らし金色の歌に仕立てまくしたてる」
音楽という無敵の武器を手に入れたようなこのフレーズが大好きで、こういう気持ちの強さは川上さんのすごくカッコいいところだと思います。
☆「kaiju」
[Alexandros]の知的でおしゃれなところが出ていると感じる楽曲。
和のテイストを取り入れながらもしっかりと彼ららしい前傾姿勢の攻撃的なロックに仕上がっています。
日本で安定したポジションにいられるとしても自分たちは世界に通用するバンドになるんだと、自らを奮い立たせるような歌詞がとても印象的です。
UVERworld
2019年はチームUVERworldとても充実した一年を過ごすことができました。
ありがとうございました!
みなさんはどんな一年でしたか?
今年も残りわずかですが悔いのない2019年を!
2020年で会いましょう!#UVERworld #UVER #ウーバーワールド #ウーバー #暮れのご挨拶 pic.twitter.com/b8yu5GaQaA— UVERworld_Staff_ (@UVERworld_dR2) December 31, 2019
2000年に現在の前身となるバンド、SOUND極ROADを結成し、2003年にUVERworldに改名。
2005年にメジャーデビューし、ゴールドディスク大賞で2005年度のニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。
その後曲をリリースするたびにタイアップやベストテン入りをし続けましたが、ストイックでありすぎるが故に、2013年以降は表現を制限されるテレビ出演を控えるようになりました。テレビ出演が減ると人気がなくなったと勘違いされがちだと思います。
UVERworldにポップなイメージを持っている人は今でも少なくないかもしれません。
商業的な音楽とは一線を画しながら、それでも彼らの音楽は現在も前衛的で常に新鮮さを感じさせてくれます。
さまざまな声色を使い分ける卓越した才能を持つボーカルと、高い技術を持つバンドメンバーの奥行きのあるサウンド、マニピュレーション、エフェクトや一味違ったサンプリングなどを駆使した面白い音作りも彼らならではの魅力です。
楽曲のかっこよさもさることながら、ボーカルTAKUYA∞さんは常に想いを豪速球のストレートで投げてくるので心を動かされます。
彼の歌詞にはファンの悲しみや痛みに寄り添い、救ってくれる優しく力強いメッセージがたくさんあり、ライブでのその想いの伝え方の熱さはUVERworldならではです。
おすすめ曲
☆「Fight For Liberty」
イントロの数秒でUVERworldのかっこよさがギュっと詰まっていて引き込まれていく楽曲で、とにかく終始それぞれの楽器のサウンドとエフェクトの使い方がバランス良くTAKUYA∞のボーカルを引き立て、彼のメッセージを後押ししているようなイメージがあります。
日本で唯一、東京ドームで男性限定ライブができるほどに男性に愛されるバンドである理由がこの曲を聴くとわかる気がします。
☆「PLOT」
煽るような手拍子から始まるこの楽曲は、のっけからボーカルのすごさを思い知らされます。
高音を得意とし、いつもはまるで女性ボーカルのような澄んだ高い声で歌っているTAKUYA∞さんですが、この曲はとても低音から始まり、まるで別の人のよう。その力強い歌声と熱い歌詞が相乗効果を生み出しています。
BLUE ENCOUNT
【🎍謹賀新年🎍】
明けまして
おめでとうございます!2019年に出逢えた方、
ずっと長く応援してくれている方、
今年も一人残らずBLUE ENCOUNTが
あなたの背中を押しますので付いてきてください!まずは5月から始まる
ホールツアーでお会いしましょう😎‼️https://t.co/ZamkSTOK0y pic.twitter.com/s6imLDc49a— BLUE ENCOUNT (@BLUEN_official) December 31, 2019
2007年、ボーカルの田邊、ギターの江口、ドラムの高村で結成し、2009年、3人の進学先である専門学校で出会ったベースの辻村が加入して現体制となりました。そして2014年、「TIMELESS ROOKIE」でメジャーデビューを果たします。
演奏技術のレベルがとても高いバンドで、圧倒的な歌唱力を持った耳障りの良い声質のボーカル、田邊さんはライブでのMCがとにかく熱く、会場を感動と熱気でいっぱいにします。
また、彼らは楽曲のバリエーションが豊富で、エモいけれど重すぎないので、ミクスチャーロックと言えど、女性にも受け入れられやすいバンドだと思います。
おすすめ曲
☆「One」
まるでそれぞれが歌っているような存在感のある演奏技術と、まるで若者たちをどこかへ導こうとするような、強いメッセージのこもった歌詞がとても心に響く楽曲。この曲を聴くだけでもBLUE ENCOUNTの魅力を十分味わえるはずです。
☆「MEMENT」
全ての楽器のかっこよさがしっかりと伝わってくる彼らならではの楽曲で、聴いていてワクワクしますよね!
この曲もまた、未来へ向かう若者を救うような歌詞になっていますが、繰り返す日々を必死で生きている大人たちにとっても泣けるメッセージになっていると思います。
まとめ
ミクスチャーロックは、さまざまな音楽ジャンルを組み合わせることで、次はどんな楽曲を聴けるのかと何倍にも楽しみが増えているような気がします。
おすすめした3組に共通するのは、自らのネガティブな体験をマイナスな物としてまっすぐに受け止め、それを音楽を通して形にすることで見事に経験値としてプラスに変えているところだと思います。
曲げられない自分の思いが正しいのかどうか不安になっちゃった時には[Alexandros]、絶対に負けられない戦いに挑む時にはUVERworld、とにかく応援してもらいたい時にはBLUE ENCOUNTを聴いてもらいたいと思います。
以上、
『ミクスチャーロック』とは?日本のおすすめバンドを紹介します!
の記事でした!