どーもー！3peaceです！
今回は注目したストリートファッションブランドは、数多くの芸能人も愛用するSOPHNET.です！
多くのファッションブランドは、まだ世にない自分の着たいものを自分の手で作りたいという熱意を持ったデザイナーによって生み出されています。
そして、生み出されたあとは時代の流れを取り込むだけでなく、挑戦を繰り返しながらユーザーが満足するものを求め続けてきたブランドだけが消えずに残るのではないでしょうか。
今回はそんな中で、遊び心を持ちながら、リアルクローズにこだわり、機能性と洗練のバランスを大切にアイテムを作り続けているブランド、SOPHNETについて、特徴、歴史、他ブランドとのコラボやデザイナーについてなど詳しくお届けしたいと思います。
SOPHNET基本情報
1998年に立ち上げられた「洗練された日常着」をコンセプトに掲げるブランド、SOPH.が改名されてSOPHNETに。
基本的にはシンプルで普段使いができることがSOPHNETの特徴ですが、決して無難なスタイルではなく、時代のトレンドを取り入れつつストリートはもちろんトラッド、スポーツ、アウトドア、音楽、アートなど、さまざまな要素をプラスし、ストリートっぽさの中にもクラシカルな雰囲気やモード感などを感じることのできるブランドです。
軍で使われる製品の細部まで用途に忠実なところや、機能性を追求したアウトドアの素材などに目をつけ、その良さをカジュアルなリアルクローズに落とし込んだり、和を意識して備長炭の素材を取り入れるなど、さまざまな着眼点で機能性を高めているのもSOPHNETのすごいところ。
また、有名工業デザイナー、柳宗理氏やイームズ氏から影響を受けたコレクションや現代美術家の宮崎達男氏や英国アートの巨匠、 ジュリアン・オピー氏とのコラボを発表するなど、様々なカルチャーがミックスされたスタイルが生み出されています。
SOPHNETの歴史
1998年、デザイナーの清永浩文氏によってSOPH.が設立。
1999年、架空のサッカーチームのユニフォームというコンセプトのブランド、F.C.Real Bristolをスタート。
2000年、NIKEとのダブルネームブランドとしてF.C.Real Bristol を展開。
2002年にブランド名をSOPHNETに改名し、再スタート。その後、積極的にコラボ企画を展開します。
2005年、NIKEとのコラボでサッカーをテーマにしたジョガ・ボニートをスタート。
2007年、NIKEのアウトドアカテゴリーであるNIKE ACGにSOPHNETのエッセンスを加えた、NIKE HERITAGE ACGの1stコレクションを手がけます。
2008年、デザイナーの藤岡ヒロシ氏とuniform experimentをスタート。
2013年、全株式と商標権を株式会社ジュンに売却。
これに伴って、佐々木進ジュン代表取締役社長がSOPH.会長に就任しますが、SOPH.代表取締役社長は清永浩文氏が継続して務めます。
2018年、SOPH.の20周年を記念し、新ブランド「SOPH.20」を期間限定で展開。
約1年を期限としてベーシックなウェアや雑貨などのアイテムを販売しました。
SOPHNETのデザイナー（清永浩文）紹介
SOPHNET.#清永浩文 #森重真人 pic.twitter.com/loJbjrcHan
— 森重真人 (@morigekun3) December 7, 2016
現在のSOPHNET.であるSOPH.を立ち上げたデザイナーの清永浩文氏は、大分県で1967年に生まれました。
歯科技工士を経て、地元のアパレルショップでアルバイトをしながら雑誌を読んでファッションを学ぶという珍しい経歴の持ち主。
その後東京でA.P.C.のショップ店員として7年間働き、1998年にSOPH.を立ち上げました。
当時の日本は裏原ブームの真っ只中でしたが、その中で流されることなくストリート、アウトドア、トラディショナルなど、ファッションの枠にとらわれず、独自のスタイルを確立し、貫いてきました。
和のテイストを取り入れるなど、あらゆる方向からの発想でファッションに向き合い、常にファッション業界から注目を集める存在。
また、清永浩文氏はファッションだけでなくサッカー好きでも知られ、SOPHNETは大分県のサッカーチーム、大分トリニータのスポンサーになっています。
SOPHNETとコラボしたブランドは？
SOPHNETはこれまでさまざまなブランドとコラボレーションを行い、多くのレアアイテムを生み出してきました。
ストリートブランドの代表格、stussyとは、Tシャツ、ステンカラーコート、スウェットパーカ、サンダルなど、ベーシックなアイテムにstussyのオリジナルフォントで描かれたSOPHNETのグラフィックや両ブランドの頭文字が随所に配置され、スタイリッシュでありながら存在感満載の仕上がりとなっています。
アメリカのアパレルブランドVANSとは、ネオングリーンをポイントに、随所にスターモチーフが散りばめられたオールドスクール、Tシャツ、ショーツなど、インパクトはあるのに普段使いできるアイテムの数々で人気となりました。
ライダースジャケットの原点を作ったと言われるベルスタッフとは、ラインブロッキングを施したモッズコートや、90年代のロンドンのフットボールサポーターのスタイルからヒントを得た、サイドにベルスタッフロゴのラインやビビッドなカラーリングを施したトラックジャケットとパンツなどがラインナップ。
アメリカのバッグパックブランドであるグレゴリーとのコラボでは、人間工学に基づいて作られている快適な使用感と高い機能性が魅力のグレゴリーのアイテムを、SOPHNETのアイコン的なネイビーカモフラージュのパターンでアレンジ。バックパック以外にもトート、ショルダーバッグなど全8タイプが展開されました。
SOPHNETを愛用する芸能人
俳優の金子賢さんは、SOPHNETのヘビーユーザーで、何枚も同じTシャツを買っているほど。インスタやブログで、SOPHNETを着用している写真が多数上げられており、トレンドアイテムでもキラっと光る個性的なアレンジで存在感をアピールしているSOPHNETのアイテムが、男っぽい金子賢さんの雰囲気にとても良く合っています。
TOKIOの長瀬智也さんは、車のCMや雑誌で着用していたSOPHNETのアイテムが話題になり、プレミア化しただけでなく、プライベートでもコーディネートにSOPHNETのアイテムを愛用されているそうです。
また、三代目 J Soul BrothersやEXILEなど、人気アーティストが所属しているLDHのアパレル部門、24karatsが、F.C.Real Bristolとコラボを行い、Tシャツ、スウェット、キャップ、タオルが発表され、そのクオリティーの高さに多くの人が買い求めました。
EXILEのTAKAHIROさんをはじめ、三代目 J Soul Brothersの登坂広臣さん、劇団EXILEの町田啓太さんなど、LDH内にはSOPHNET愛用者がたくさんいます。
他にも、俳優の瑛太さんや小栗旬さんもSOPHNETの愛用者として名前が上がっています。
まとめ
ファッションに機能性をプラスすることが、都市生活者の快適なリアルクローズであるというSOPHNETの理念は、ファッション界にさまざまな新しい視点を与えることになり、のちのストリートファッションに影響を与えました。
スポーツミックススタイルや、耐久性や保温性など、優れた生地をファッションに取り入れたことなど、清永浩文氏の発想は現代では当たり前のものになっています。
流行にとらわれずに独自のスタイルを貫き続けたことで、多くのファッショニスタに長く愛されるブランドになったSOPHNETの進化は止まりません。
以上、
SOPHNET.(ソフネット)特徴や歴史、デザイナー清永浩文氏について紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうござます！
