Stüssy (ステューシー)がメンズ40代に人気!?歴史を知れば納得できる

どーもです!

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ストリートファッションブランドと言えばどこのブランドが思い浮かびますか?

1990年代、ストリートファッションのブームに乗ってトレンドに敏感な若者の間で一躍大ヒットし、街の至るところに愛用者が溢れていたStüssy。ありふれた存在となってしまったStüssyはやがて時代遅れと揶揄する声まで聞こえてくるようになりました。

しかし時代は巡り、Stüssyの一大ムーブメントを知らない世代に注目され始めていることをご存知ですか?

三代目J SOUL BROTHERS、きゃりーぱみゅぱみゅ、KEYTALKなど、人気芸能人たちも着用していることにより、Stüssyの良さは再び証明されつつあるのです。

そこで今回は、そんなStüssyについて詳しくお届けしたいと思います。

Stüssy基本情報(どんなブランド?)

Stüssyの創設者であるショーン・ステューシー(Shawn Stussy)は、サーフィンが大好きで、良いサーフボードを求めて自らシェーパーとなり、カリフォルニアのラグナビーチで友人や地元の人のためにサーフボードのシェープをしていました。

そんな彼が1980年にオリジナルサーフボードを宣伝するためにプリントTシャツやショートパンツに自身のサインを入れて販売したことがきっかけでスタートしたのがStüssyというブランドです。

走り書きのようなデザインは若者たちにとっておしゃれで現代的に写り、人気となったことで、その後、アパレル業界に進出、ヒップホップやスケート等のテイストを取り入れる独自性でラッパーやDJなど、サーファー以外からも注目を浴びることになります。

ニューヨークとロサンゼルスにショールームをオープンした1986年、日本でもブランドの展開が始まりました。

その後メンズ、レディースウェアのみならず、アクセサリー、フィットウェア、アイウェアとブランドは広がりを見せ、1990年代には、日本でストリートファッションブームが起こり、着用する芸能人が増えたこともあり、爆発的な人気となったのです。

Stüssyってどんな意味?ロゴの由来は?

ブランド名となっているStüssyは、創設者であるショーン・ステューシーの名前から取られているので、単語としての意味は特にありません。

筆記体で書かれた本人のサインを元にしたロゴは、シンプルでベーシックでありながら新鮮さを感じると人気を博し、ショーンフォントロゴと呼ばれ、Stüssyを象徴するこの字体はオリジナルフォントとして使用されています。

このショーンフォントロゴを原型としてブロック体でブランド名が書かれているのがStüssyのロゴの中で最も有名になり、トレードマーク的な存在のストックロゴです。ショーンフォントロゴそっくりですが、こちらのほうが角ばったデザインになっています。

他にも、ブランド名の頭文字のSを2つ重ねた、シャネルのロゴっぽいことでシャネルロゴと呼ばれているSSリンク。こちらも代表的なロゴです。

そして、大きなSに王冠が付いたデザインのロゴは、Sクラウンロゴと呼ばれています。

Stüssyには主にこの4パターンのロゴがあります。

Stüssyが日本で人気になった理由は?

Stüssyが日本に進出した頃、DJカルチャーを日本に持ち込むなど、クラブシーンでカリスマ的存在だったミュージシャン、藤原ヒロシさんの影響により、ストリートファッションが注目を浴び始めていました。

当時ストリートにおいてファッションリーダーだった彼がStüssyのアイテムに魅力を感じ、着用したことで、間もなくStüssyは日本で多くの人たちに知られることとなり、一躍有名ブランドになります。

日本と海外を行き来し、数々のカルチャーに触れてきた藤原氏はストリート系雑誌ではお馴染みの人物で、時代を読む天性の敏感な感性で、紹介したものは次々とヒット。

やがて世界中から「キング・オブ・ストリート」と称され、日本では裏原系ファッションの生みの親とも言われるようになりました。

Stüssyの大ヒットもまた彼の存在あっての必然だったのです。

Stüssyがコラボしたブランドは?

Stüssyの成功には、他のブランドとのコラボレーションの多さも関係しています。

芸能人にも愛用者の多いNEIGHBORHOODとはワイルドで男くさいアイテム、MASTERPIECEとはレゲエテイストがおしゃれなTシャツやスタジャン、BALとはSTUSSYの名作、FLOWER&SKULLをピックアップしてかわいすぎるポンパドールヘアのスカルをあしらったTシャツなど、ウェアでは他にもNITROW、CHOKE、TENDERLOIN、NEXUS7など多くの人気ブランドとのコラボが実現しています。

シューズブランドであるNIKEとのコラボでは、高い機能性を保ちながら、Stüssyらしいリアルクローズにこだわったデザインで、多くのファンを魅了し、現在も不定期でスニーカーだけでなくウェアや小物など、アイテムの枠を広げてコラボ商品が展開されています。

同じくシューズブランドのPRO-Kedsとのコラボではドル柄など、斬新なデザインでありながら普段使いできる絶妙なバランスのラインが揃いました。

VANSとのコラボは遊び心を取り入れたデザインでスニーカー好きのみんなを楽しませてくれました。

また、カシオとは、バックライトにロゴや文字が仕込まれているなど、さりげなくStüssyが見え隠れするおしゃれなG-SHOCKPORTERとは機能性十分、収納力十分で裏地に派手なプリントを仕込ませつつ外見はシンプルなバックパック。

質の高いコラボ商品の数々は多くのファンをうならせ、Stüssyの知名度をさらに高めることとなりました。

Stussyは時代遅れなのか

Stüssyが日本に入って来て大きな流行になったのはもう30年近く前のことになります。そのことから、古いブランドと認識している人たちがいるようで、Stüssyは時代遅れと言われたりもしているようです。

Stüssyのアイテムには、ロゴが大きく主張しているものが多数あります。スマートにさりげなくおしゃれなストリートファッションが溢れている現在において、そういったデザインは少し時代遅れなのかもしれません。

ビッグシルエットにビッグロゴが定番だった時代はもう終わり、今はアイテムそのもののデザインの質に重きを置き、大人っぽく着こなす本当のおしゃれを知る人が増えたこともあり、Stüssyも小さめのロゴやすっきりした細身のシルエットが人気になっています。

また、80年代から90年代に発表されたStüssyのUSA製アイテムの古着が、そのヴィンテージ感がダサかっこいいと「Old Stussy」と呼ばれてマニアの間で愛されています。

流行は巡り、90年代のファッションが若者たちの間で再び注目されている昨今、時代遅れという考え自体がもはや時代遅れなのかもしれません。

まとめ

Stüssyが街中に溢れていた頃、多くの人にとってその価値は特徴的なロゴにあったような気がします。

確かにStüssyの数々のロゴにはインパクトがあり、おしゃれではありますが、Stüssyの世界を紐解いていくと、商品そのものの質やこだわり、遊び心など、作り手のセンスそのものがStüssyの魅力であることがわかりました。

多くのコラボアイテムが現在も高値で取り引きされていることからも、Stüssyはファンの間で決して色あせることなく存在し続けてきたブランドであることは間違いありません。

 

以上、
Stüssyがメンズ40代に人気な理由を歴史を交えて紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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