日本を代表する4大音楽フェスティバルを紹介!夏フェスに参加しよう!

夏の風物詩と言えば、海と水着ギャル!は冗談として…

BBQやアウトドア系の遊びや花火なども楽しみなイベントの一つかな〜と思いかす。

皆さんはいかがですか?

僕の一番の楽しみは『夏フェス』ですかね〜やっぱり。

ここ数年のうちに日本の夏イベントの定番となっているのが音楽フェスですよね!最近では季節を問わずフェスが開催され、その数が増え過ぎて飽和状態なんてことも言われていますが…

そこで今回は原点に立ち返り、日本のフェスの歴史、日本で4大フェスと呼ばれている「FUJI ROCK FESTIVAL」、「SUMMER SONIC」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、「RISING SUN ROCK FESTIVAL」についてじっくり見ていきましょー!

日本のフェスの歴史

世界で初めて開催された大規模なロックフェスは、1969年の「ウッドストック・フェスティバル」

実はその少し前、日本でも多数のアーティストが出演する野外ライブイベントが初めて行われてたのはご存知ですか?

岐阜県にある椛の湖(はなのこ)の湖畔にて、1969年から1971年にかけて3回開催された「中津川フォークジャンボリー(全日本フォークジャンボリー)」というフェス。さらに同年9月には、「ニューロック・ジャム・コンサート」という日本初のロックフェスが開かれました。

しかし、単独アーティストを観に行くのが常識だった日本では、その後たくさんのアーティストが集まる大規模な野外フェスティバルはあまり行われませんでした。

しかしビートルズの出現により、日本でもロックが幅広い年代に認知されるようになり、ついに、1997年に「FUJI ROCK FESTIVAL」が初めて開催され、それをきっかけに、少しずつ日本にフェスという文化が浸透し、2000年代で日本のロックフェスは急成長しました。

音楽のみならず、自然、食べ物、タイアップイベントと、一つの大きな空間を全員で共有して楽しむというフェスの価値観が日本でも受け入れられるようになり、今もなおその数も規模も拡大を続けています。

FUJI ROCK FESTIVAL

日本のフェスの先駆けであるフジロックは、毎年7月末に3日間開催され、海外アーティストも出演。

テントエリアもあり、フェス飯も美味しいと有名です。

フジロックの歴史

1997年、富士山の麓の天神山スキー場で初開催。

台風直撃による豪雨や寒さで倒れる参加者が続出し、アクセスやスタッフの対応にも批判が殺到しました。これらの混乱により2日目は中止を余儀なくされました。

翌1998年、会場を東京の豊洲地区に変更。アクセスや救護体制などが見直されましたが、2ステージだったことから、多くの人々が1ヶ所に集まり、激しいモッシュが起こったことで何度か演奏が中断されました。

翌1999年から会場が苗場スキー場に再び変更。この年以降3日間の開催となっています。

2003年にはチケットが初めて完売し、入場者数を10万人の大台に乗せました。

特徴

メインステージの「GREEN STAGE」をはじめ、DJ パフォーマンスが深夜に行われる屋内の「RED MARQUEE」、アットホームな雰囲気で地酒を手に楽しめる「苗場食堂」など、10のステージで同時進行で公演が行われ、3日間で200組を超えるアーティストが出演。

自然の中でそれぞれのスタイルで音楽を楽しめることから中高年の来場者も多く、キャンプをしながら数日間過ごせるのも、フジロックの特徴です。

「自分のことは自分で」「助け合い・譲り合い」「自然を敬う」を3原則として掲げ、参加者と共に作り上げられたフェスで、かつては海外のメディアから「世界一クリーンなフェス」と讃えられました。

現在再びマナーの低下やゴミ問題が浮上している中、再び称賛されることを課題にしているところに主催者のフェスに対する姿勢が現れています。

開催場所

新潟県湯沢町苗場スキー場

ジャンル

ロックをはじめ、POPS全般、ジャズ、和太鼓、民族音楽など、さまざまなジャンルを扱っています。

チケット代金

一般発売 入場券
1日券20000円
2日券 36000円
3日通し券 45000円

SUMMER SONIC

「サマソニ」と略され、愛されているSUMMER SONIC は、毎年8月に2日間、土曜・日曜に千葉と大阪で開催される都市型ロック・フェスティバル。毎年約20万人を動員し、国内外から人気アーティストが多数参加し、そのラインナップの豪華さに定評があります。

サマソニの歴史

2000年、山梨県の富士急ハイランド・サウンドコニファー229と、大阪市のWTCオープンエアスタジアムで初開催。

2001年は東日本の会場が千葉市の幕張メッセと千葉マリンスタジアムに変更され、西日本はインテックス大阪が加えられました。

2003年に初めてチケットが完売。

2007年、観客動員数20万人を達成。

さらに大阪会場が此花区の舞洲に変更。

2009年、開催10回目を記念し、初めて3日間の開催となりました。

2017年中国・上海で初開催。

2019年、20回目を記念し、3日間の開催となり、東京会場のパフォーマンスが初めて全世界にYouTubeでライブ配信。

特徴

海外アーティストがメインで外国人のお客さんが多く、両会場の出演アーティストが1日目と2日目で総入れ替えすることが特徴です。

日帰りでも気軽に行ける都市型フェスを謳っている通り、東京会場も大阪会場も都心部から電車で1時間前後と利便性抜群で、大きな荷物を持たずに気楽にフェスを楽しめます。

東京会場のビーチステージの目の前が海であることも大きなポイント。キャンプ地ほど重装備が必要ないので、おしゃれも楽しめ、ボディーペイントのブースもあります。

開催場所

東京会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ

最寄り駅
海浜幕張駅下車
幕張メッセ:徒歩7分/ZOZOマリンスタジアム:徒歩15分

 

大阪会場:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)

最寄り駅
地下鉄コスモスクエア駅(南港)下車
舞洲サマーソニック特設会場行き
有料シャトルバス乗車

ジャンル

ロックに限らずJ-POPやアイドル、大物アーティストが国内外から大集合

チケット代金

2019年

東京
1DAY:15,000円
3DAY:39,000円
プラチナチケット:25,000円

大阪
1DAY:13,800円
3DAY:36,000円
プラチナチケット:25,000円

ROCK IN JAPAN FESTIVAL

「ロッキン」とも呼ばれているこのフェスは、日本のアーティストのみが出演し、2週間の土日に渡って4日間開催されます。

7つのステージがあり、B’zや桑田佳祐、ゆずなどの日本人なら誰もが知るアーティストをはじめ、全200組が出演しています。

ロッキンの歴史

初開催となった2000年は、1ステージのみで2日間行われました。

2001年、新たにLAKE STAGEを設営し、GRASSとLAKEの2ステージとなり、日程も3日間に延ばされました。

2002年、2日目、3日目のチケットが初めて完売。

2004年2ステージ制が最後となり、全3日間のチケットが完売。

2006年に「WING TENT」が誕生し、若手バンドが多数出演しました。

2009年からダイブ等の危険行為をした参加者は退場とすることが決定。

2014年、開催15回目と後援であるひたちなか市制施行20周年を記念して初の4日間開催。

2019年には開催20回及びひたちなか市の市制25周年を記念して5日間分割開催。

特徴

日本の音楽誌のトップに立つROCKIN'ON JAPANの代表取締役社長である渋谷陽一さんの、日本のアーティストだけで音楽フェスを開きたいという想いから幅広いジャンルの邦楽アーティストが楽しめるのが一番の特徴。

そして、テーマに沿ったフォトスポットが会場のいたるところにあり、そのクオリティは高く、インスタ映えすると話題です。さらにメインステージ後方にテントやイスを持ち込めるスペースが設けられ、そこでゆったりと観覧することができます。

開催場所

茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園

ジャンル

邦楽ロックだけでなくアイドルやヒップホップなど、基本的にジャンルレス

チケット代金

1日券 14000円
前2日券 26500円
後3日券 34000円
5日通し券 49000円

2019年の当日券の値段になります。

2020年はオリンピック開催のため3日間開催となります。

RISING SUN ROCK FESTIVAL

頭文字をとって「RSR」と略される、1999年に初開催された日本初のオールナイトフェス。

2日間の開催で、2日目はオールナイトでライブだけではなく、キャンプも出来、その名の通り朝4時頃ライジングサン(日の出)を見ながらフィナーレを迎えます。

RSRの歴史

1999年、1つのみのステージで初開催。

2000年、ステージがMAIN STAGEとRSR TENT2つに。

2001年、完全2日制になりました。

2002年、RED STAR FIELD、MOON CIRCUSが加わり全4ステージに。

2003年、5つめのステージ・GREEN OASISが誕生。

2004年、6つ目のステージ・BOHEMIAN GARDENが誕生。

2005年、音楽と共にコメディなども楽しめる、7つ目のステージ・BLACK HOLEが誕生。

2007年、BLACK HOLEがなくなりました。

この年は過去最高の来場者数7万人を動員し、入場券が初めて全て完売。

2008年、木造のダンスフロア型ステージ・CRISTAL PALACEが誕生。

特徴

北海道の広大な大地で、美しい夕陽や朝日をすばらしいシチュエーションで見ることができます。細かいルールはなく、ステージまで誘導する案内スタッフもいません。自分で考えて行動し、最低限の責任を果たせば、あとは自由に楽しむことができます。

RSRの大きな特徴の一つは、会場内にテントを張って一夜を明かせます。各自でテントを張り、キャンプをしながらフェスが楽しめます。

北海道ならではのフェス飯も人気です。

開催場所

石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

ジャンル

ロックをはじめ、テクノ系やレイヴ系のパフォーマンスもあり基本的にジャンルレス

チケット代金

通し入場券 22,000円
16日入場券 11,000円
17日入場券 15,000円

まとめ

さすがに4大フェスと言うだけあって、桁違いの動員数を誇っていることはもちろんのこと、音楽を愛し、参加者に楽しんでもらうためのエンターテイメントを追求していることがそれぞれの特徴を見ていくとよくわかりますよね!

音楽の好みだけでなく、会場の雰囲気や場所、コンセプトなどから参加するフェスを選んでみるのもいいのではないかと思います。

毎年参加してる方も、これから参加しよう!と考えてる方も夏は思いっきり音楽を楽しんで下さいね!

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